わたしは彼らを国々の民の中に散らした。 しかし彼らは遠い国々でわたしを覚え、 その子供らと共に生きながらえて帰ってくる。
あなたがたのうちののがれた者は、その捕え移された国々の中でわたしを思い出す。これはわたしが、彼らのわたしを離れた姦淫の心と、偶像を慕って姦淫を行う目をくじくからである。そして彼らはそのもろもろの憎むべきことと、その犯した悪のために、みずからをいとうようになる。
その時ヤコブの残れる者は多くの民の中にあること、 人によらず、また人の子らを待たずに 主からくだる露のごとく、 青草の上に降る夕立ちのようである。
わたしはわたしのために彼を地にまき、 あわれまれぬ者をあわれみ、 わたしの民でない者に向かって、 『あなたはわたしの民である』と言い、 彼は『あなたはわたしの神である』と言う」。
「主は言われる、見よ、わたしが人の種と獣の種とをイスラエルの家とユダの家とにまく日が来る。
彼らの勤労はむだでなく、 その生むところの子らは災にかからない。 彼らは主に祝福された者のすえであって、 その子らも彼らと共におるからである。
わたしはヤコブから子孫をいだし、 ユダからわが山々を受けつぐべき者をいだす。 わたしが選んだ者はこれを受けつぎ、 わがしもべらはそこに住む。
いずれの州でも、いずれの町でも、すべて王の命令と詔の伝達された所では、ユダヤ人は喜び楽しみ、酒宴を開いてこの日を祝日とした。そしてこの国の民のうち多くの者がユダヤ人となった。これはユダヤ人を恐れる心が彼らのうちに起ったからである。
しかし、あなたがたがわたしに立ち返り、わたしの戒めを守って、これを行うならば、たといあなたがたのうちの散らされた者が、天の果にいても、わたしはそこから彼らを集め、わたしの名を住まわせるために選んだ所に連れて来る』と。
つるぎをのがれてきたあなたがたは、 行け、立ちとどまってはならない。 遠くから主を覚え、 エルサレムを心にとめよ。
「見よ、わたしは命じて、 人がふるいで物をふるうように、 わたしはイスラエルの家を万国民のうちでふるう。 ひと粒も地に落ちることはない。
なぜなら、もしあなたが自然のままの野生のオリブから切り取られ、自然の性質に反して良いオリブにつがれたとすれば、まして、これら自然のままの良い枝は、もっとたやすく、元のオリブにつがれないであろうか。
さて、散らされて行った人たちは、御言を宣べ伝えながら、めぐり歩いた。
サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。 その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起り、使徒以外の者はことごとく、ユダヤとサマリヤとの地方に散らされて行った。
ヤコブよ、イスラエルよ、これらの事を心にとめよ。 あなたはわがしもべだから。 わたしはあなたを造った、 あなたはわがしもべだ。 イスラエルよ、わたしはあなたを忘れない。
いにしえからこのかた、 あなたのほか神を待ち望む者に、 このような事を行われた神を聞いたことはなく、 耳に入れたこともなく、目に見たこともない。